GUESS ／アメリカ

目的

革新的な衣服とアイコニックなロゴアイテムで世界的に有名なGUESSは、Fall'18 Denim Fit Collection（18年秋デニムフィットコレクション）のプロモーションの一環として、新学期のショッピングシーズン中、ミレニアル世代とZ世代の消費者を対象に、自信、セクシーさ、冒険心に満ちたブランドイメージを訴求し、認知度を高める施策を図っていました。

ソリューション

GUESSはTikTokでハッシュタグチャレンジ「#InMyDenim（私のデニムルック）」を開始し、自分のファッションスタイルをデニムを着て披露するよう消費者に呼びかけました。 楽しく印象に残るチャレンジにするために、GUESSは「ルックスを一変させる」というコンセプトを活用し、「ひどい格好からベストドレッサーに変身しよう！必要なのはデニムだけ！」というスローガンを掲げました。

GUESSはビービー・レクサの『アイム・ア・メス』が流れる公式動画をいくつか投稿しましたが、この曲はハッシュタグチャレンジのテーマにぴったりであるだけでなく、TikTokのスタイルにもマッチする適切な選曲でした。

キャンペーン初日、GUESSは起動画面上でTikTokを丸一日ジャックするTake Over ADを実施し、チャレンジキャンペーンの認知度を高めました。これと同時に、コンセプトの実演例として4人のインフルエンサーのパフォーマンスを収めた動画を公開しました。

コンテンツクリエーターたちが制作した動画は、ドラマチックでありながらユーザーも真似しやすいものだったので、これらの動画はすぐさま大きな注目を集め、1,629本の動画が投稿されました。

キャンペーンは一気に広まり、何百万回もの動画再生数や、動画投稿数、ポジティブなコメントを獲得しました。

結果

6日間のキャンペーン期間中に、「#InMyDenim」は5,550本以上のユーザー作成動画、1,050万回の動画閲覧数、14.3%のエンゲージメント率を達成し、GUESSのTikTokアカウントのフォロワーは1万2,000人以上増加しました。このプロモーションは消費者の共感を呼び、ブランド親近度を大幅に向上させました。

GUESSのリテールおよびデジタル担当上級副社長 エドワード・パークさんは「こうしたデジタルネイティブの好みがソーシャルメディアと文化の未来を左右します」と述べています。「雑然としたブランドスペースには、独自の魅力的なコンテンツと、一体化した参加が必要です。TikTokとのパートナーシップは、当社のデジタルマーケティング戦略における刺激的な進化です。」