TikTok for Businessでは、2023年1月〜12月の日本におけるトレンドハッシュタグを分析しました。
この結果をもとに、次なるトレンドを作るための思考法をまとめた「TikTok プラットフォーム情報〜年間トレンドハッシュタグカレンダー〜」を公開しました。
本カレンダーでは、生活者に身近なモーメントを活用し距離感を縮めたり、ビジネスチャンスを創出するためのアイデアが紹介されています。
TikTokでは日々新しいトレンドが生まれ、人々の気持ちを動かし、そのトレンドが市場までも動かしています。
情報が氾濫する現代、TikTokのトレンドを掴むことはマーケティングにおいて重要な役割を担っています。
TikTokのトレンドは、ハッシュタグを計測することで判別することができます。
TikTokでは、年間で高い数値を維持しているものの、大きく変動することがないハッシュタグを「ポピュラーハッシュタグ」、短期間で急激な増加を示すハッシュタグを「トレンドハッシュタグ」と定義しています。
「トレンドハッシュタグ」は、シーズナルなイベントや流行、ニュース、突発的なブームなどに影響されて生まれる傾向にあります。
ハッシュタグの急速な伸びが、これからトレンドが来ることを示すアラートになるため、トレンドの把握にはこのアラートを使います。
但し、トレンドはユーザーによる「視聴」と「投稿」の好循環で生じるため、「視聴」の伸びだけではトレンドと判断せず、「視聴」と「投稿」を総合的に見て判断しています。
例えば、同じクリエイターが同じハッシュタグで複数の動画を投稿していたり、一組のクリエイターの一本の投稿や、広告出稿の影響で投稿数こそ少ないものの、視聴数が非常に高いハッシュタグなどの場合は、トレンドから除外しています。
2023年1月〜12月のトレンドハッシュタグから、いくつかの傾向が見えてきました。
最もトレンドに反映されるのはシーズナルなハッシュタグで、特に年末年始は多く見られる。
シーズナルトレンドの中でも「バレンタイン」や「ハロウィン」は、該当する月に急速な伸びを見せるが、「春コーデ」「秋服」など先取りしたいトレンドは1ヶ月程度早く話題になる傾向がある。
シーズナルトレンドに次いで、「新曲」「新番組」といった新しく登場したもの、大規模なスポーツイベントなど話題性が高いものが勢いよくトレンドに反映されやすい。
大きなシーズナルイベントがあまりない4月〜9月は、UGC投稿がトレンド入りしやすい傾向が見られる。
TikTokのトレンドは、以下の3つの要素が影響を与えています。
シーズナル性:周期的に話題になる傾向があるもの
ニュース性:話題の新しさ、コンテンツの斬新さ、起きたタイミングの近さなど
有用性:勉強になったり、笑ったり、リラックスできるなどオーディエンスに有用な効果があること
TikTokでトレンドを起こすには、3つの要素のうち1つ以上の活用がポイントとなります。そのためブランドは、強みや伝えたいことを整理し、どの要素を活用するかを見極めることが重要です。
「TikTok プラットフォーム情報〜年間トレンドハッシュタグカレンダー〜」では、2023年トレンド月別の詳細、思考法に基づいた活用アイデアをご紹介しています。
<調査データの引用・転載について>
調査データの引用・転載の際は、必ず「出典:TikTok プラットフォーム情報〜年間トレンドハッシュタグカレンダー〜」と明記していただき、TikTok for Business広報担当までご連絡をお願いいたします。
なお、Webページ(メディア/ブログなど)にて引用・転載される場合は、TikTok for Business公式サイトの掲載記事URLもご掲載ください。
※『TikTok for Business』:https://www.tiktok.com/business/ja/blog/tiktok-trend-calendar
TikTok、Pangleなど広告配信サービスを提供しているTikTok for Businessは、認知拡大から顧客獲得まで、 様々なファネルにおけるビジネス課題解決に貢献します。TikTokはエンターテインメントで溢れるプラットフォームとして、オープンマインドなオーディエンスと企業/ブランドが自然と出会うことで生まれる顧客とのエンゲージメントにより、ビジネスにインパクトをもたらします。