摂食障害

更新日: 2024年6月21日

摂食障害とは何ですか?

摂食障害は深刻かつ命の危険がある問題で、患者の食事、運動、および体との付き合い方に影響を与えます。一般的な摂食障害には、神経性無食欲症、回避・制限性食物摂取症(ARFID)、神経性過食症、むちゃ食い症、他の特定される食行動障害または摂食障害(OSFED)があります。摂食障害は年齢、性別、経済状況、体型、体格、または民族にかかわらず、誰でも発症する可能性があります。「健康」に見えても摂食障害に苦しんでいる人は多くいます。

助けを得るべきか、どのようにして判断すればいいですか?

あなたやあなたの知り合いがボディイメージ、食事、または運動について問題を抱えている場合、助けてくれる人がいて、元気を取り戻すことは可能で、自分は一人ではないと知ることは重要です。

食事、運動、ボディイメージとの付き合い方で浮き沈みを経験する人は多くいます。食事、運動、自分の体との付き合い方についての悩みが継続的に日常生活(仕事や学校に行くこと、人との関わり、医学的な問題)に悪い影響を与えている場合、サポートが必要なサインととらえることができます。サポートを求めるにあたって、喫緊した問題を抱えていたり、外見が特定の状態になっている必要はありません。誰でもサポートを受ける資格があり、回復することは可能です。

助けが必要だと思ったら、どうすればいいですか?

あなたができる最も勇敢なことは、助けが必要かもしれないということを認め、信頼している人に打ち明けることです。打ち明けることは、自分を受け入れ、認め、回復できると希望を抱くことへとつながっていきます。あなたのニーズによって、必要なサポートの形式は異なるかもしれません。また、どのようなサポートが必要か、あるいは何から始めればいいのかがわからなくてもかまいません。以下は、サポートを求めるのに役立つリソースです:

  • 信頼できる友達、家族、または宗教コミュニティ。友達、家族、教師、コーチ、同僚、および/または宗教コミュニティ(信仰に応じて)は大きなサポートや励ましの源となり得ます。あなたのことを完璧には理解できないかもしれませんが、話を聞き、あなたの気持ちを受け入れ、支援してくれ、一人でこの苦しみを乗り越える必要はないと思い出させてくれます。また、話をする前に資料があると、非常に役立つ場合があります。
  • ホットラインとクライシスサポート。ホットラインに連絡をすることで、訓練を受けた専門家と話ができます。あなたが今どのように感じているのか、自傷行為をする危険性があるか、そしてどのようなサポートを必要としているかについて確認してくれます。ホットラインでは、医療またはメンタルヘルスの専門家への紹介状を提供してもらうこともできます。
  • 医療またはメンタルヘルスの専門家。プライマリ・ケア医または心理療法士(できれば摂食障害に関する知識のある人)に相談することで、感情や行動の変化を評価してもらえるほか、摂食障害の専門医を紹介してもらったり、治療の選択肢を探ることができます。
  • ピアサポート。摂食障害から回復した、または回復しつつある人と話をすることで、勇気をもらえ、自己肯定感を高められます。また、地域や国のサポートコミュニティでは、実際にメンタルヘルスの問題を経験した人が対応するホットラインやサポートグループが提供されている場合もあります。

友達をサポートするために何ができますか?

TikTokの大きなコミュニティの一員であるならば、仲間のコミュニティメンバーが安心できるように、また支えられていると感じることができるように努める必要があります。TikTok上の他のユーザーに関して心配なことがある場合は、TikTokまでお知らせください。また、TikTok上にあってはならないと思われるものを見かけた場合は、報告することができます。

友達が食事、運動、または自分の体との付き合い方に悩んでいる場合、困惑し、どうすればいいのか分からなくなりがちです。あなたが気になる人をサポートするためにできることをいくつかご紹介します:

  • まだ助けを得ていない友達の場合、会話をすることから始めましょう。
  • 共感を持って、批判することなく耳を傾けてください。批判的になりすぎたり、「とにかく食べなよ」などのように単純な解決策を提案したりするなど、友達に罪悪感や恥ずかしさを感じさせるような言動は避けましょう。ほとんどの場合、摂食障害は食事だけが関係しているのではなく、もっと深い精神的苦痛への対処メカニズムであるメンタルヘルス障害が関係しています。当たり前のように思われる解決策を伝えても、友達は自分のことを理解してくれていないと感じる可能性があります。代わりに、「今日の気分はどう?」など、相手が自分の言葉で答えられる質問をしましょう。相手が言うことに必ずしも賛成できない場合でも、評価したり、決めつけたり、遮ったりせずに耳を傾けます。
  • リソースを紹介するよう申し出ます。悩んでいる人が自分で助けを求めることは難しい場合があります。セラピストや医療機関に専門的な助けを求めたり、ホットラインに連絡をしたり、地域のサポートグループに連絡をしたりするように友達に勧めることで、回復に向けた重要な役割を果たすことができます。
  • 回復途中の友達の場合、励ましてあげましょう。
  • 回復を応援します。友達が回復途中で挫折を感じている場合は、特に励ましてあげましょう。回復への道はまっすぐでも、完璧でもないのです。どれだけ小さくても、これまでの進歩と達成したことに目を向けさせます。
  • 有益でない話題になったら、他の話題に変えましょう。友達の(または自分の)外見、体重、あるいは食べ物に関する発言は避けましょう。そのような発言は否定的で助けにならないものとして受け取られるか、気まずいと感じさせてしまう恐れがあります。代わりに、友達の興味、性格、日々達成したことなど、摂食障害以外の部分について助けになるような話をするようにしましょう。
  • 自分自身のケアを決して怠らない:自分の周りの人に親身に耳を傾けることは、たくさんのエネルギーを消耗します。苦痛を感じたり、疲弊したりする場合があります。友達をサポートすることが自分の心の健康に悪影響を及ぼしていると気づいたら、恐れずに休憩したり、健全な境界線を引いたり、信頼できる人に話したりしてください。

心の健康に問題を抱えている友達をサポートする方法についての詳細は、TikTokのウェルビーイングガイドをご覧ください。

専門家に相談する

自傷行為を考えている場合、または摂食障害が深刻な健康上の懸念(失神や動悸など)を引き起こしている場合は、すぐに医療機関、救急サービス、またはホットラインに連絡してください。

摂食障害に悩んでいたり、友達や家族の健康状態に心配な点があったりする場合、信頼できる大人に話すか、地域の摂食障害支援グループに相談する、または専門家の支援を受けてください。以下に役立つリソースをご紹介します。

詳細を見る

体型や体重のことがいつも気になるのは普通ですか?

体重や体型についてときどき考えることは普通です。ただし、体重や体型のことを考えてばかりで頭がいっぱいになったり、困惑したり、不安になったり、ストレスを感じたりする場合、サポートが必要かもしれません。信頼できる人に相談して、必要な手助けを得ましょう。あなたは一人ではありませんし、助けてくれる人が必ずいます。

摂食障害に対処するためのアドバイスは何ですか?
  • 医療ケアやメンタルヘルスケアを受ける
    • このページで紹介するアドバイスは、TikTokと提携している摂食障害協会から提供されている情報です。しかし、心の健康状態は人それぞれ違います。摂食障害に対処する方法を探す最善の方法は、医療機関やメンタルヘルスケアサービスに相談することです。医療機関に問い合わせることが難しいと感じる場合、一人で行う必要はありません。友達、家族、同僚、およびホットラインがあなたをケアサービスにつなぐ支援をしてくれます。
  • 必要に応じて休憩を取る
    • インターネットやSNSで過ごす時間が多くなると、ネット上で見かける誰かと自分を比べてしまうこともあるでしょう。あまりにも辛くなったら、自分の気持ちを認識して、休憩を取りましょう。気分を高めたり、ストレス発散に役立つことをしてみましょう。自然の多い場所に行ったり、音楽を鑑賞したり、友達と連絡を取ったり、瞑想を練習してみるのもいいでしょう。特定のアカウントや人物と交流することがあなたにネガティブな影響を与えていると気づいた場合、フォローを解除することを検討してください。
  • セルフトーク(自己対話)を意識する
    • 私たちは常に様々な場面で、自分自身に語り掛けています。しかし、ネガティブなセルフトークは、気分を落ち込ませる原因となる場合があります。優しく、寛大に、思いやりを持って自分に語りかける練習をしてみましょう。親友と話すときのように、自分にも優しく語りかけることが大切です。
  • 自分の内面の強さと、良いところを見つける
    • 容姿で自分のすべての評価が決まると感じてしまうこともあるでしょう。実際には、容姿は私たちの一部でしかありません。あなたの考え方、ふるまい、世の中に与える影響は、身体的な外見よりも重要です。外見だけではなく、あなたが持つあらゆる強みと価値について考えてみましょう。こうしたことに目を向けることで、より広い視野を持ち、自分自身やこれまでに達成してきたことに自信を持てるようになります。
    • たとえば、朝起きたら、「私の心臓は今日も動いていて、命を支えてくれている。ありがとう。私は辛い状況にも向き合える強さを持っている。ありがとう」と語りかけてみるのも良いでしょう。
  • 原因を知って事前に対処する
    • 摂食障害行動は、試験勉強、日常生活の変化、食事にまつわるストレス、祝日などの家族の祝い事など、特定の状況がきっかけで発生することがよくあります。自分の外見や体型について不快感や否定的な感情をもたらすものが何なのかについて意識を向けてみましょう。そして、そのような感情が発生した場合にどのようにしてサポートを受けるのかをリストにして事前に準備をします。
    • たとえば、信頼できる人に自分の引き金になることについて相談し、サポートしてもらうことで、つらいときでも自分をコントロールできるという自信につながります。
TikTokで摂食障害に関する自分の体験を安全にシェアするにはどうすればいいですか?

自分の体験をTikTokでシェアしようと考えている場合、[自分の体験をシェアする際のガイド]を参考にしてください。また、コミュニティガイドラインの「摂食障害とボディイメージ」セクションをご覧ください。

免責事項

このページで提供するコンテンツは情報提供および教育的利用のみを目的としています。「摂食障害に関するトピックのページ」は、医療、心理学、または精神医学による診断、治療、あるいは助言の代わりとなるものではありません。あなた、または他の誰かが危機的あるいは危険な状態にある、または医療上の緊急事態に直面している場合は、ためらわずに専門家による医療支援や緊急支援を求めてください。他の人の安全について責任を負っているのはあなた一人ではないことを忘れないでください。あなたはいつでも助けを得られます。

このセーフティセンターはNational Alliance for Eating Disordersの専門家の助言を得て制作されています。